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令和6年能登半島地震支援活動 第5報(2024年3月3日~4月17日)

令和6年能登半島地震支援活動 第5報(2024年3月3日~4月17日)

 
○いしかわ総合スポーツセンター健康支援活動
 3月 3日 施術者6名、受療者32名。
 3月10日 施術者8名、受療者44名。
 3月17日 施術者8名、受療者43名。
 3月24日 施術者6名、受療者44名。
 3月31日 施術者5名、受療者43名。
 
 回数を重ねるごとに受療者数も増えていき、日曜日が来るのを心待ちにしていたと言って頂ける活動になりました。
 主訴は、段ボールベッドによる窮屈さからか背中、肩周り、首周り、腰周りの血行不良、筋のこわばりが多く、関節可動域の減少も多く見受けられました。
 『いしかわ総合スポーツセンター』は1月14日から3月31日まで全12回活動を行いました。延べ施術者は92名、延べ受療者は352名でした。
 

 

 

 
○珠洲市役所支援者支援活動
 3月10日 施術者3名、受療者12名。
 3月20日 施術者2名、受療者16名。
 3月31日 施術者2名、受療者 8名。
 4月10日 施術者2名、受療者15名。
 4月14日 施術者2名、受療者15名。
 4月17日 施術者2名、受療者12名。
 
 「冷え」の訴えがかなり少なくなり、共通して多くの方が、肩こり・腰痛・目の疲れを訴えておりました。仕事内容がデスクワーク(データ打ち込みなどの作業)のため肩や背中が張り、長時間座って居る事からの腰痛、パソコン画面を見ている事から目の疲れが多いと思われます。ストレスと噛み締めで頭が張っている、呼吸の浅いなど、疲労の蓄積がある印象でした。食事はインスタント食品が多く、運動不足ぎみ、などの話も複数の受療者から聞かれました。
 また、同じ部屋で日赤心のケアチームが『ほっとルーム』を開設し市役所職員・在中支援者に癒しの空間提供を行っており、一緒に支援活動を行いました。
血圧測定をしていただくなど、協力しあいながら活動させていただける状況に感謝いたします。
 4月14日の時点で、市役所は断水したままで、仮設トイレでした。
 

 

 

 
○輪島市役所支援者支援活動
 3月17日 施術者3名、受療者13名。
 3月31日 施術者2名、受療者 9名。
 4月 7日 施術者2名、受療者 5名。
 
 市役所の職員よりも外部からの支援者の受療が多く、若干遠慮が見えます。デスクワークのため肩や背中が張る、腰が痛いとの訴えが多いです。総務課の課長さんに声掛けをお願いし今後は職員が遠慮せずに来てもらえる環境づくりをしていきたいと思います。
 

 

 

 
○珠洲市特別養護老人ホーム長寿園支援者支援活動
 3月10日 施術者3名、受療者14名。
 4月14日 施術者4名、受療者15名。
 
 4月14日時点で仮設トイレを使用している状態で水は出ておりませんでした。水循環型手洗い器を使用している状態でした。全体的に血圧は高めの傾向で、首肩背中が張っている人が多く、ストレスを訴えている方が多かったです。
 

 
○石川県両師会による支援活動(志賀町富来活性化センター)
 

 

 

 
 
DSAMの支援活動は4月末をもって活動を終了予定です。
今後は、石川県両師会や近隣県に引継ぎをし後方支援という形でサポートをしていきたいと思います。
 
この度の支援活動には、日本理学療法器材工業会鍼灸部会様より、鍼灸資材や衛生資材などを数多くの物資を無償でご提供をいただいております。また、株式会社櫻井興業様からはスターオブライフマーク付きのジャンパーをご寄付いただき、セネファ株式会社様からは沢山のせんねん灸(太陽・世界)のご提供をいただいております。我々の活動が継続できているのは皆さまのおかげです。この場をお借りして御礼を申し上げます。

(DSAM代表 是元佑太)

 
令和6年能登半島地震支援活動第5報.pdf
 






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