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委員会記事

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危機管理委員会

新型コロナウイルス肺炎の集団発生に係る注意喚起について

注意喚起について

令和2年12 月、武漢市衛生健康委員会(Wuhan Municipal Health Commission)から、武漢市における非定型肺炎の集団発生について発表がありました。これに関して、今年に入り世界的な感染拡大の兆しを見せており、日本での感染患者の確認について、厚労省からもプレスリリースされています。

当該肺炎の原因については調査中であり、現時点では不確定な部分が多いことから、武漢市に滞在歴があり、呼吸器症状を発症して鍼灸院等を来院した患者については、院内での感染対策が徹底されるよう貴会会員へ周知をお願いします。また「新型コロナウイルス関連肺炎に対する対応と院内感染対策」(日鍼会会員用)を添付しています。

なお、当該肺炎におきましては情報収集を継続中であり、新たな対応を行う場合には別途お知らせします。

参考リンク

【厚生労働省ホームページ】
中華人民共和国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスに関連した感染症に関するQ&A

【日本医師会ホームページ】
新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生について

標準予防策参考リンク

新型コロナウイルス関連肺炎に対する対応と院内感染対策

(日鍼会会員用)

公益社団法人日本鍼灸師会危機管理委員会
令和元年1月28日

  1. はじめに中国は、湖北省武漢市から報告された原因不明の肺炎患者について、新型コロナウイルス(nCoV)に関連していると暫定的に診断したことを公表した。以下の内容については1月15日に国立感染症研究所感染症疫学センター国立国際医療研究センター国際感染症センターから発出された「中国湖北省武漢市で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に対する対応と院内感染対策」を基に作成しており、今後、最新の情報を基に変更されることがある。
  2. 問診・移動時の感染対策急性呼吸器感染症の症状がある患者の問診・移動時には患者本人に必ずサージカルマスクを着用させ、スタッフは患者に接する際にサージカルマスクを含めた標準予防策(※前頁リンク参照)を実施する。
  3. 新型コロナウイルス関連肺炎の疑い例のスクリーニングおよび定義急性呼吸器感染症の症状がある患者が来院した場合、必ず予診を行い、疑い例をスクリーニングする。また、以下の全てを満たす場合を「疑い例」とする。
    I. 発熱(37.5 度以上かつ呼吸器症状を有している。
    II. 以下の(ア)(イ)の曝露歴のいずれかを満たす。発症から2週間前以内に
    (ア) 武漢市内を訪問した。
    (イ) 武漢の新型コロナウイルスの患者、またはその疑いがある患者と2 メートル以内での接触歴がある。
  4. 上記の疑い例に遭遇した場合は施術はおこなわず、速やかに専門医療機関の受診を勧める。

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